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21. BBL開幕特集 #ドイツバスケ

ドイツ BBL, ProA

　Guten Tag! みやっちです。

　こちらは、BBLゆるゆるプレビューになります。

　※めっちゃ長いので、休み休みお読みください。

 

 

BBL開幕だぜ！！

　んで、BBLってなによという方、ごもっともです。

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　簡単に言えば、ドイツの男子プロバスケットボールリーグです。正式名称はBasketball Bundesliga になります。ブンデスリーガというとサッカーのイメージが強いと思いますが、ドイツ連邦リーグという意味なのであらゆるスポーツがこの名称を使います。広義のブンデスリーガということになりますね。

www.easycredit-bbl.de

 

　BBLはその1部リーグです。リーグ名のネーミングライツがあるので、リーグの名称はeasyCresit Basketball Bundesligaとなります。日本のB1と同じく18チームが所属し、下部リーグとの入れ替えもあります（2部は通称ProA）。

　レギュラーシーズン34試合（だいたい週一ペース）を戦い抜いたあと、上位8チームがトーナメント形式のプレーオフに挑みます。下位2チームがProAに降格となります。

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2017–18 Basketball Bundesliga - Wikipedia

より抜粋

 

2016-17シーズンのおさらい

　昨シーズン、レギュラーシーズンの順位はこんな感じ。Hagenの財政問題で32試合となりました。

 

1. Ulm 30勝2敗

2. Bamberg 29勝3敗

3. München 28勝4敗

4. Bayreuth 22勝10敗

5. Oldenburg 18勝14敗

6. Berlin 18勝14敗

7. Bonn 18勝14敗

8. Ludwigsburg 17勝15敗

9. Giessen 15勝17敗

10. Frankfurt 14勝18敗

11. Göttingen 14勝18敗

12. Bremerhaven 12勝20敗

13. Jena 11勝21敗

14. Würzburg 11勝21敗

15. Tübingen 7勝25敗

16. Braunschweig 6勝26敗

17. Vechta 2勝30敗

18. Hagen 参戦不可により降格、記録なし

 

　プレーオフは、レギュラーシーズン1位のUlmが途中敗退という大番狂わせ。BambergとOldenburgのファイナルとなり、Bambergが3連勝で栄冠に輝きました。Bambergはこれで3連覇と、安定した力を発揮しています。今シーズンは、VechtaとHagenが降格。ProAからMBCとGothaが昇格しました。

　ヨーロッパの各リーグに参戦するチームが幾つかあります。あーややこしい。

ユーロリーグ：Bamberg

ユーロカップ：Ulm、München、Berlin

FIBAチャンピオンズリーグ：Oldenburg、Bayreuth、Bonn（予選第3ラウンド）、Ludwigsburg（予選第1ラウンド）

FIBAヨーロッパカップ：Würzburg （予選第1ラウンド）

 

　9/30に開幕。カップ戦などの関係で日程を動かしているため、開幕日がまちまちです。開幕カードはこちら。

 

9/30

Würzburg-Bamberg

Braunschweig-Bremerhaven

Jena-Frankfurt

 

10/1

Ulm-Berlin

Göttingen-Oldenburg

Giessen-München

Tübingen-Bayreuth

MBC-Gotha

 

10/5

Bonn-Ulm

 

10/6

Bremerhaven-Ludwigsburg

 

　ここからは各チームの紹介と展望を。チームのハッシュタグがあればタイトルの後ろにつけています。プレシーズンはいくつかチェックしましたが、まあプレシーズンですし、ユーロバスケットで主力がいないチームも多いのであまり参考にはしていません。

　なお、選手の移籍情報等はこちらが参考になります。

www.easycredit-bbl.de

　また、ドイツのバスケ情報やNBA情報を発信している Basketball.de が詳しいです。シーズン前の展望(SAISONVORSCHAU)をチームごとに掲載している最中です。

basketball.de

 

 

BBL18チーム紹介

1.  Brose Bamberg（バンベルク） #Basketballherz

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　ユーロリーグでもおなじみブローゼ。ドイツの中でも有数のビールが美味しい街です。

バンベルク

 

　2010年以降を見ると、2014年を除いて毎年優勝しているという、90年代の西武もびっくりの強さを誇るポカールズィーガー（ドイツ・カップ王者）。得点ランキング上位に行く選手は多くなく、全員が点を取りシェアするという、イタリア人指揮官のTrinchieriヘッドコーチが作り上げた盤石のチームです。今シーズンもユーロリーグとの二足のわらじを履くことになります。

　去年の主力であるダニエル・タイス（→セルティックス）やダリウス・ミラー（→ペリカンズ）、ファビアン・コゼール（→レアル・マドリー）、ニコロ・メッリ（→フェネルバフチェ）がこぞって移籍という事態となりました。

　ウルムの主力だったルビットや、セルビアのKKツルヴェナ・ズヴェズダ（レッドスター）からミトロヴィッチを獲得。さらに2012年NBA38位指名のクインシー・ミラーをチームに入れました。既存選手と新加入選手がどれだけやれるかがポイントになります。ユーロバスケットに出ている各国代表が戻ってきたあとのコンディションが気になります。

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Kader 2017/18 - Brose Bamberg

 

　イチオシ選手は、 #12 マオド・ロー。先日のユーロバスケットでスペインを震撼させたGです。

　私がBBLを見るときは基本「ブローゼに勝つチームは現れるか？」という視点です。

 今年もこれで楽しむ予定です。

 

2.  EWE Baskets Oldenburg（オルデンブルク） #DASIstOldenburg

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　行ったことありませんオルデンブルク。ニーダーザクセン州なんですね。昨年プレーオフでUlmを破ってファイナルまで進出しました。2009年に優勝経験があり、毎年上位に顔を出す強豪です。今年はチャンピオンズリーグとの二足のわらじを履くことになります。

　少し主力の流出はあったものの、多くのコアメンバーが残留。総合順位もアップさせたいところですね。

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EWE Baskets Oldenburg - Team - Kader - EWE Baskets Oldenburg 2017/2018

 

　イチオシは、 #23 リッキー・パウルディング。オルデンブルクの精神的支柱。34歳にして昨シーズン16.0点という元気っぷり。 #Pauldingburg

　チャンピオンズリーグでも好成績を残してほしいですね！

 

3.  ratiopharm ulm（ウルム） #uuulmer #weareone

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　大聖堂がそびえ立つウルム。ここ数年はメキメキ力を伸ばし、昨シーズンは30勝2敗というとんでもないシーズン！プレーオフは敗れてしまったが、打倒バンベルクの有力候補です。今シーズンはユーロカップに出場します。

　昨年BBL得点王のモーガンがトルコへ、主力のクリスがロシアへ、前述のルビットがバンベルクへそれぞれ移籍。ボンで活躍したライアン・トンプソンやバイロイトのルイスなどを迎え入れました。

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ratiopharm ulm - Team

※ProAに所属するウルムの下部組織「OrangeAcademy」の選手も入っているため、多めです。

 

　イチオシは、 #8 イスメット・アクピナール。ベルリンで鍛え上げられた若手成長株です。昨シーズンの若手成長プレーヤー（新人王）に選ばれています。

　今年もオレンジ旋風が吹き荒れるでしょうか？

 

4.  FC Bayern München Basketball（ミュンヘン） #FCBB 

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　土地やチームについてはもはや説明不要。あのバイエルン・ミュンヘンのバスケットボールチームです。2011年までProAにいたのですが、強化を開始して昇格、2014年には優勝を成し遂げています！今シーズンはユーロカップにも出場します。

ミュンヘンといえばオクトーバーフェスト🍺

 

 　メンバーとしては、ブライス・テイラーがバンベルクに移籍したくらいで、ほぼ主力の残留に成功。2012年NBA24位のジャレッド・カニングハムが江蘇ドラゴンズ（中国）から加入、戦力アップには成功しています。ルチッチやマックバンなど、セルビア人プレーヤーが多いです。

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Team 2017/18 - FC Bayern Basketball

 

　イチオシ選手は、 #16 ステファン・ヨヴィッチ。ユーロバスケット決勝では足を痛めてベストパフォーマンスを出せませんでしたが、やはり期待の持てるセルビア人プレーヤーです。

　サッカーとの2冠となるでしょうか？

 

5.  medi bayreuth（バイロイト） #HeroesOfTomorrow

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　バイエルン州北部にあるバイロイト。音楽祭で有名な地域です。友人が同時期に留学していたのですが、訪問は叶わず…

　2013年からスポンサー契約によりmedi bayreuthとして活動。ここ数年はBBLに定着し、4位という好成績を残してチャンピオンズリーグに参戦します。

　ルイス（→ウルム）とアンダーソン（→ÉBポー・オルテッズ、フランス）という主力が移籍した以外はほぼ残留。2年目のコルナーHCのもと、成熟期に入っていきます。

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Kader | medi bayreuth Basketball

 

　イチオシは、 #50 アッセム・マレイ。プレシーズンでもいい活躍を見せている、エジプト代表歴のあるセンターです。

　更に上位を目指します！

 

6.  ALBA BERLIN（ベルリン） #mitleibundseele

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　首都ベルリン。ベルリンの壁から見えるところにホームアリーナがあります。14,500人収容というとてつもないアリーナです。90年代から00年代前半は、ほぼ全てのタイトルを獲得した今年はユーロカップに出場します。

　6位という結果を受けてか、大幅な血の入れ替えを断行。前述のアクピナールの他、キカノヴィッチ（→モナコ）、ミロサヴィジェヴィッチ（→マラガ）、アトスル（→カーポドルランド）、ガフニー（→千葉ジェッツふなばし）など殆どの主力が移籍。スペイン人の新指揮官のもと、全くの未知数でシーズンを迎えそうですが…

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Kader 2017/2018: ALBA BERLIN Basketballteam

　驚くくらいのインターナショナルっぷり。下部組織の選手を登録して外国人登録ルールをクリアする予定なのかもしれません。

 

　イチオシ（新加入多いから難しいけど）は、 #13 マリウス・グリゴニス。テネリフェから移籍加入の選手です。リオ五輪ではリトアニア代表で出場しているイケメンです。

　ベルリンの熱狂的サポーターが後押しします。

 

7.  Telekom Baskets Bonn（ボン） #2ndToNone

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 　旧西ドイツの首都ボン。こじんまりとした街でゆっくり観光できます。ベートーヴェンの生家やアルターツォル（旧税関）といった見どころ満載です。

　2015-16シーズンの11位という屈辱からカムバックし、昨シーズンはプレーオフに進出しました。今シーズンはチャンピオンズリーグ予選から出場するため、10月5日と遅めの開幕です。

　タイムシェアをしているため、多くのコアメンバーがいます。なるべく主力やベンチメンバーを残し、開幕を迎えます。

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Team 17/18 - Telekom Baskets Bonn

 

 　イチオシは、 #14 ジョシュ・マヨ。チームのキャプテンにして点取り屋。各国を渡り歩いた経験を持ちます。

　Telekom回線がんばれ。

 

8.  MHP RIESEN Ludwigsburg（ルートヴィヒスブルク） #ihrundwir

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　Stuttgartのすぐ北にあるルートヴィヒスブルク。HCはかつてボッシュブルーウィンズやトヨタ自動車アルバルクを率いたジョン・パトリック。石崎巧（琉球ゴールデンキングス）も一時期このチームに在籍していました。ボンと同じくチャンピオンズリーグ予選に参加するため、10月6日に開幕戦を迎えます。

　 チャンピオンズリーグ1回戦1stレグではボスニア・ヘルツェゴヴィナのチーム相手に85-59と圧勝。

新加入のドゥエイン・エヴァンス（←ギーセン）が23得点を上げた他、新戦力と現有戦力がしっかり噛み合っての勝利だったようです。

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収まりきらないのでこちら↓をご覧ください。

Team 2017/2018 - MHP RIESEN Ludwigsburg

 

　イチオシは、 #0 トーマス・ウォークアップ。ブルズのGリーグチームから海を渡ってやってきたスウィングマンです。2012-13シーズンのbjリーグ、大阪エヴェッサに在籍したネイサン・ウォークアップの弟になります。 　

　CL本戦出場とリーグプレーオフを狙います！

 

9.  GIESSEN 46ers（ギーセン） #GIESSEN #46ers

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　フランクフルトのちょい北にあるギーセン。有名な大学はもちろん、ドイツの化学者であるリービヒの博物館、数学博物館といったユニークな観光スポットもあるようです。

　チームは創設50年を迎えました。最後の優勝は1978年と、古豪の一つです。近年は低迷し、2013年にはProA降格という憂き目に遭ってしまいましたが、BBLに復帰してからは2年連続で9位と持ち直してきました。躍進するチームと遭って主力の流出は避けられませんでしたが、フィンランドのチームからオースティン・ホリンズなどを獲得しました。

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GIESSEN 46ers | Kader - GIESSEN 46ers

選手個人にスポンサーがついてるのが面白いですね。

 

　イチオシ、というより今オフ移籍市場の目玉、 #54 ジョン・ブライアント。ウルムやバイエルンで活躍し、BBLでMVPを2度獲得。昨シーズンはモナコにいましたがBBL復帰となりました。

　2004-05シーズン以来のプレーオフ出場に向けて、準備万端です。

 

10. FRAPORT SKYLINERS（フランクフルト） #geMAINsam

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　ヨーロッパの玄関口、フランクフルト。

　空港を構える街らしくチーム名がFRAPORT。最近では、2016年にFIBAヨーロッパカップを制するなど国際的なチームです。昨シーズンは10位と、不甲斐ない成績となりました。

　主力の多くが残留。スターティング5は国際的な顔ぶれになりそうです。

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Aktuelles Team | FRAPORT SKYLINERS

 

　イチオシ選手は、 #30 フィリップ・スクラブ。カナダ人ガードで、昨年は下部組織にいました。2年ぶりのメインチーム復帰となりました。

　観に行きやすさナンバーワンです！

 

11. BG Göttingen（ゲッティンゲン） #veilchenimblut

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　大学の街ゲッティンゲン。ドイツのど真ん中に位置します。

　2007年に初昇格という新興勢力。数年前は日本バスケ界では有名なボイキン兄弟が入れ代わり立ち代わり所属していたチーム（弟ジャマルは昨シーズン信州ブレイブウォリアーズ→ブラウンシュヴァイク、兄ルーベンは今シーズンアースフレンズ東京Z）でもあります。

　殆どが新加入選手。今シーズンは、ダリウス・カーターがチームの柱となるでしょうか。

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Team - BG Göttingen

 

　イチオシは、 #21 ジョーダン・ラヴァリッジ。UTAHのあとローザンヌに所属していた、期待の若手フォワードです！！

　残留を最大目標に、一つでも上の順位を狙っていくことでしょう。

 

12. Eisbären Bremerhaven（ブレーマーハーフェン） #wirsindalleeisbären

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　「ブレーメンの港」という意味からわかるように、ブレーメン市の外港としての役割を持ちます。ドイツ有数の貿易港である他、風力発電の評価も高いです。

　2005年に昇格。直後はプレーオフ出場も何度か果たしていますが、近年は二桁順位が定位置となっています。選手の入れ替えは最小限に、チームケミストリーを保ったまま開幕へ向かいます。

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Eisbären Bremerhaven › Mannschaft

そういえば、千葉のオールダムACや元京都ハンナリーズのモーゼス・エハンベなど、ここから日本に来るイメージがあるので、注目するといいかもしれません。

 

　イチオシ選手は、 #30 デイビッド・ブレンブリー。ポーランド系で、バイロイト、ウルムと渡り歩いてきました。直近のプレシーズンでもいい活躍を見せているので、期待です！

　どこまでかき回せるでしょうか？

 

13. Science City Jena（イェーナ） #Jenaneverstops

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　ヴァイマルから列車で15分のところにある街。サッカーのFCカールツァイス・イェーナは3部で、旧東ドイツ出身の古豪として名高いです。

　サイエンスシティも旧東ドイツリーグで活動後低迷が続いていましたが、2007年に初昇格。1年で逆戻りし長らくProA生活が続いていましたが、昨年久々に昇格し、なんと13位で残留を果たしました！正直、降格予想をしていたのでこの大健闘には驚きました。10人近くが平均15分出場という、全員バスケです。主力の殆どが残留し、フェヒタから大ベテランのデリック・アレンを獲得しました。

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Kader: baskets-jena.de

 

　イチオシは、 #23 イマニュエル・マックエルロイ。ケルンやベルリンでディフェンスの要として活躍した実績のあるベテランです。

　Facebookからの発信が多いようです。残留なるか！？

 

14. s.Oliver Würzburg（ヴュルツブルク） #PureEmotion

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　バイエルン州の北にある街。私も何度か訪れました（レジデンスが美しいしフランケンワインおいしい）。そして、BBL唯一アリーナに訪れたチームでもあります。

　2011年に初昇格。2015年に再昇格後、2015-16シーズンはプレーオフ出場と大躍進。昨年は苦しみ14位となりました。今年はFIBAヨーロッパカップの予選1回戦から出場します。

　平均二桁得点の主力3人が全員退団。ジェイク・オーダムがバンビット（トルコ）へ、ラモンテ・ウルマーがシャンパーニュ（フランス）へ、ブレンダン・レーンが島根スサノオマジックへ移籍とチームの再構築を余儀なくされています。

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Kader: soliver-wuerzburg.de

 

　今年大丈夫かな…と思っていた矢先、とんでもない移籍情報そしてイチオシ選手が入ってきました。 #21 ロビン・ベンツィングです。サラゴサからの移籍なのですが、何を隠そう今年のユーロバスケット、ドイツ代表のキャプテンです！なぜヴュルツブルクに来たというレベルの契約でびっくりです。

　チームに好影響をもたらし、上位躍進となるでしょうか！？

 

15. WALTER Tigers Tübingen（テュービンゲン） #Tigerliebe

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　ドイツ南部にあるテュービンゲン。調べてみましたが実に良い景観で行きたくなりました。

　2004年からBBLに所属していますが、毎年二桁順位でありながら、地味に残留し続けています。メインプレイヤーのフィルモアがオルデンブルクに移籍した以外は現有戦力が残り、新加入との化学反応がどうなるかが気になります。

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Spieler Saison 2017/2018: WALTER Tigers Tübingen

 

　イチオシは、 #24 バリー・ステュワート。今年も主力として、チームを引っ張っていくことが期待されます。

　公開練習もやってます。残留劇に期待。

 

16. Basketball Löwen Braunschweig（ブラウンシュヴァイク） #junghungrigwild

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　ニーダーザクセン州の代表的都市。サッカーのアイントラハト・ブラウンシュヴァイクが有名かもしれませんね。

　21世紀の間BBLに定着。上位と下位を行ったり来たりしていて、昨シーズンは降格の危機に瀕しましたがなんとか残留。主力は他チームに抜かれる運命ということで、今年はどうなるでしょうか。

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Basketball Braunschweig: Kader

 

　イチオシは、 #21 アンソニー・モース。イタリアのチームから移籍のセンターです。スコット・イーザートンのバックアップとして期待です。

　サッカーチームとのダブル躍進にも期待が集まります。

 

17. Mitteldeutscher Basketball Club（ミッテルドイチャー） #mbcwoelfe

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　ザクセン・アンハルトにあるヴァイセンフェルスという街にあるチームです。いわゆるエスカレーターチームで、昇降格を繰り返していますが、昨年はProA独走で1年でのBBL復帰を決めました。

　チーム得点王のアンドリュー・ウォーレンが茨城ロボッツに移籍した以外は大体の主力が残留しました。

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Mitteldeutscher Basketball Club - Die Wölfe kommen! - easyCredit Basketball Bundesliga

 

　イチオシは、 #2 ラモント・ジョーンズ。聞き覚えのある方は日本のNBLを観ていた方かもしれません。熊本ヴォルターズ参入初年度に在籍していた、"モモ"ジョーンズです。熊本時代は30試合で平均23.8得点という異次元のスタッツを残した特攻型のガードだったと記憶しています。

　プレシーズンでも25点取ってるw

　BBL定着への旅が始まります。

 

18. Oettinger Rockets（ゴータ） #oettingerrockets #grossersport

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　テューリンゲン州にあるという小さな街Gotha（ゴータ）。ドイツにおける啓蒙主義の中心地だったそうです。

　このチーム、なんと今回がBBL初昇格！おめでとうございます。BBL基準を睨んで、現在は隣町エアフルトにあるアリーナで試合をしています。ProAレギュラーシーズン7位ながら、プレーオフで2位クライルスハイム、3位ケムニッツを立て続けに撃破するという奇跡のような勢いで昇格を勝ち取りました。

　とはいえ2部の7位という状況を見るに、今シーズンは相当苦労しそうな感じもします。あまり選手を入れ替えず、なんとかBBLで戦うだけの体力をつけようと奮闘している印象です。

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Spieler ⋆ Oettinger Rockets

新加入選手はまだ写真ないですね。まだメンバーが増えそうです。

※9/20 Nemanja Jaramaz選手入団

 

　イチオシは、 #17 アンドレアス・オプスト。まだ21歳、新進気鋭のガードです！

　はじめてのBBL！

 

ドイツバスケを楽しもう！

　スペインやセルビア、ユーロバスケットで優勝したスロベニアなどに比べると、まだまだヨーロッパの中では中堅どころのドイツ。しかし、いま育成年代が伸びてきていて楽しみな国でもあります。

　日本との絡みで言えば、JBAとドイツバスケ協会の連携も発表され、これからさらに交流が進んでいくものと思われます。

　そしてなにより、ブンデスリーガならではの盛り上がりが楽しい！！！！！アツいファンがチームを支えていきます。これからも #ドイツバスケ で情報を発信していきます！！

 

 

Tschüss!!

 

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